WHITE ALBUM

#7「イメージはどんどん構築しなきゃ。ただでさえ、端から崩れてくものなんだから」

美咲さんは由綺に似てるんだな。由綺に向けられない気持ちを美咲さんで補っているとか、冬弥はそこまで最低なやつだとは思わないが。今回の理奈は何だかかわいくて惚れた。自分のことより、由綺の心配をしているときのほうが生き生きしてないか。緒方兄妹と…

#6「悩みを忘れるいい方法。他人のトラブルに首を突っ込んでみるってのは、どう?」

冬弥とつながらないのに電話の前で笑みを浮かべる由綺にちょっと引いた。健気すぎるというのも考えものなのか、由綺とは深く付き合っていたわけでもないようだから、冬弥がそれを重荷と感じたってことはないだろうけど、無意識の防衛本能だったって線はあり…

#5「邪魔をするのが、近しい人間だけとは限らない。知らない人ほど、手厳しい」

おお、だいぶ混線してきたね。今回ばかりは、どうしたらいいか、わかんないのは俺です、な気持ちになる冬弥に同情した。由綺と理奈のことだけでも手一杯なのに、勘弁してくれとなるよな、これは。マネージャーも冬弥の優柔不断な性格を見抜いた上であえてや…

#4「想像を超えてわかり合えてるって、感じる時がある。逆の時も多いけどね」

理奈は悪い子決定だが、腹黒でもない? いや騙してることに変わりないのだから、それもどうだろという。見ず知らずの女子高生を捕まえて協力してくれという冬弥は変な人。由綺のことも軽々しく明かすなよ、だったし、冬弥は由綺と本気で会う気がないように見…

#3「手と手、肩と肩、背中と背中、それから。服の上からだっていいんだ」

理奈が素直に友達想いなのか、あるいはやはり何か下心があるのか分からなくなってきた。冬弥と由綺の関係も、その思いの深さでは由綺のほうが強いのか?とも思えてきたし。由綺とのことにせよ、理奈とのことにせよ、過剰に意識しすぎる冬弥目線に惑わされて…

#2「ずっと前から仕組まれてた、そんな出会いって、信じる?」

ケータイのない時代でもお近づきの手段は「電話番号教えて」って、今思うと逆に不思議な感覚だ。体調が優れないのに無理を押して自室から遠く離れた電話口に出るというのもそれだけ思いの表れという感じで面白かった。「本日の女神」が誰なのか、由綺もちゃ…

#1「そう、あの時はもう、スイッチが入ってたんじゃないかなあ」

あの時代って生番組のほうが当たり前だったんだっけ? 別の意図もあったのだろうけど、テレビに出てるキミが何故そこに、と度々戸惑う主人公に最も時の流れを感じた。しかし、他の出演者にいじめられて万事休すだった由綺は頑張りすぎだ。あの辺りの非現実感…