陸自本隊にイラク派遣命令。
 かつて自衛官としての抱負を作文で書かされた時、災害救助活動で人々の役に立ちたいと自分では当然のことを書いたつもりが、自衛隊の最重要任務は専守防衛だと書き直しをさせられた。今どう見ても戦時下の国に、どう見ても軍隊の自衛隊が乗り込んで、それでもまだ専守防衛だと言い張るのだろうか。実際に現地に赴く隊員たちの胸にあるものはどんな思いなのだろう。ようやく出された派遣命令だけど、撤退時の決断は躊躇がないことを願う。