#12「7人目の魔女見習い 〜のんちゃんのないしょ〜」

  いやあ、泣けた。魔女見習いにしてあげてと、どれみが言い出した辺りからまさかねと思いつつ、途中からもう明らかに死ぬだろうなと分かっても泣けた。魔女になりたいという夢、自分の願いだけ魔法で叶えなかったのんちゃん。自分からは口にしないから、余計そこに託された思いが強く感じられてたまらなかった。それだけに死なせないんじゃないかという思いも最後まであった。どれみとのんちゃんの母親が雪合戦をするシーンも、何だかとてつもなく涙腺が緩んだ。どれみだったら本当にこうするんだろうなって伝わってくるものがあったから。いつもはドジでボケ役のどれみをこういう風に使えるのがこの作品の良さ。確かに本編では反則気味な話だし、逆に言えば番外編だからこそできる話だったと思う。