逆境無頼カイジ

 #26「残光」

あらゆる手を想定し、抜けを見逃さず、残らず潰してゆく。カイジは最高の火消し屋というか、ヘルプデスクとかトラブルシューターにでもなったら、その才能を遺憾なく発揮しそうだな。会長がどんな手を使ったのかもお手上げというならともかく、カイジにもそ…

 #25「蒼白」

もしかしてトイレとは別の部屋から持ってきたティッシュとか、仕込みは全て無駄でしたオチ? 一発目から当たりを引く気満々というか、引いて当たり前という態の会長も凄いけど、カイジもハズレ演技なしかよ。そんだけ会長からのプレッシャーも半端ないって…

 #24「条件」

確かに会長にしてみれば、老体にムチ打って、眠い目をしょぼしょぼさせながらやるようなゲームじゃないよな。それでも即座に自分なりに楽しめる工夫を施すところはさすが。カイジが必死にいかさまじゃない振りを装っているのまで含めて楽しんでそうだな。利…

 #23「邪道」

「まずい、まずい」。そうそう、カイジは出血がひどすぎて思考が鈍っているんだ。早く病院へ連れていけ。ティッシュ箱ごときの細工で会長をコケにしてやろうという発想自体は面白いんだけどねえ、利根川じゃないが相手はその道のプロというか、もう権化その…

 #22「執行」

会長、狂ってる…。先の鉄橋渡りゲーム、実は下にネットとか用意されていて、石田さんや佐原は生きているかとも思っていたんだけど、今回の会長の様子だとそれも望み薄か。なんか半端なくなってきたなあ。最後にガチぶりを見せた利根ちゃんには心から土下座…

 #21「心血」

利根ちゃんの背中が、いまはとても小さく見える。このゲームが始まるまではカイジとガチンコ勝負できる存在かとワクワクものだったんだが、勝って会長の信頼を再び取り戻すとか、一気に堕ちたなあ。さらに磨きがかかるカイジの凄さに圧倒されるというより、…

 #20「鬼神」

 #19「限界」

 #18「翻弄」

 #17「会話」

単純なルールで、タイマンの醍醐味を引き出す展開にはほんとに舌を巻くな。

 #16「怒髪」

俺的今週のカイジ箴言「人間はそう簡単に捨て身になどなれぬ」。利根ちゃん、煽るねえ。どうやら今度のゲームは利根川との駆け引きが見どころになるようだけど、カイジの凄みは同じ悲壮感を背負った仲間の中にあって対立やら共闘において際立ったというか、…

 #15「天空」

スクラムを組んで突っ立っているVIPたちって…。今回一番の、ざわ、ざわ。ほんとに「異様な光景」に笑った。高見の見物では飽き足らず、一歩間違えば自らも奈落の底なスリルも味わえる娯楽ってとこか。でも黒幕の爺さんより、こういう小物感漂う奴らのほうが…

 #14「亡霊」

「人は仮になど生きていないし、仮に死ぬこともできない」。今回のカイジ箴言はまさに箴言だったなー。初めて身につまされる箴言だったというか、己自身も橋の上に立っている心地だったよ。そして「66億の孤独! できることは通信」。どっかの新興宗教のPR…

 #13「怪物」

やべー、限定ジャンケンの比じゃない「崖っぷち」臨場感。自らを奮い立たせなければ臆してしまうような状況というのは一度ならず経験があるわけだし、そこに生死が加わると想像するだけでゾクゾクと来るような感覚が凄かった。まさに「ざわっ」を体感。「純…

 #12「転落」

 #11「狂宴」

 #10「使者」

そうさ、俺たちは途中なのさ。何のだよ。いいねえ、結局、借金は倍になってるわ、シャバに戻ればめんどくさい奴に逆戻りというか、常日頃からアドレナリン放出しすぎのカイジなんだけど、憎めなくていい。とがってるというのとも違うかもしれないけど、人生…

 #9「回生」

カイジ、ゴキ並みの生命力。いやほんとに誉め言葉としてそう思った。裏切られまいと古畑たちに懇願する態度とか、裏切られた際の絶望感の描写も凄かったけど、そこから這い上がる様も迫力があって息をのんだね。才能の使いどころを間違えてるよというところ…

 #8「鉄槌」

しょせん金欲で落ちぶれた奴らなんだよ、すか…。船井にはめられた最初と同様、カイジの人の良さが裏目に出た、学習能力がないってところだけど、いやーでも、船井に授業料を払って、カイジは最後の最後で裏切るに違いないとも思っていたから、カイジの人の…

 #7「喝破」

船井の企みをやや得意げに明らかにするカイジに、そんな暇ないだろと突っ込める楽しさ。手持ちの多さを不利とは取らず、捨て戦法にいけるカイジにホレボレ。ほんとになんだかカイジのこと、人生の師と仰ぎたくなってきた(って、だからお前は…)。

 #6「興亡」

カイジは度胸もあるなあ。更なる買占めとか、残り何枚になったら動くとか、戦略に対する自信やその余裕はどこから来るのか、もうさっぱり付いていけてないんだけど、カイジの自信の凄さだけはとにかく買い。疑心暗鬼になったら負けというのは分かっていても…

 #5「決死」

カイジ、冴えまくってる。こうなると勝負の女神に恵まれているかは別として、持って生まれた人生のギャンブラーとしか言いようがない。お前が言うか!の台詞を連発して饒舌っぷりに磨きがかかっていた場面はまさに神懸かり的で爆笑。こういう際の熱の入りよ…

 #4「破綻」

含み損を抱えていると知った時の心境たるや、あれはまさに別の意志に突き動かされているかのごとく。焦って前回獲得分の星をあっさり失ったカイジの後輩たちの行動は身につまされて笑った。それに比べたら、読みも鋭く、勝負勘もあるカイジ。とても転落人生…

 #3「勝負」

緊迫感が感じられなくてちょっとダレた。

 #2「火蓋」

ゴミどもか…、容赦ない。こういう後がない状況でもダメダメな奴ってのは、やっぱそういう場に置かれているという自覚のない奴、根が優しいとか言うんじゃなくて、カイジのように常に他者に依存してきた者ということか。なんか人間不信になりそうだけど、こ…

 #1「出航」

こえー。ウマイ話には裏がある、ってスタートラインからしてどんなもんでしょうな相手に更なる追い込みだもんな。そんな状況で「ダブルで墓穴、ダブボケだ」なんてボケかましてるカイジくんは、度胸も、強運も持ってるようにはとても見えないんだけど、意外…