「守れ!最後の大舞台」

 1時間SP。本編がしばらく間があいて、久々の放送で空島と全く関係のない話というのが何とも。
 でもうまくまとまっていてイイ話だった。代役を任されたルフィたちが舞台をメチャクチャにしてしまうのは予想通りで楽しかったし、中でもニコ・ロビンには爆笑させられた。いいのか、キャラ変わってたぞ。そして今回の主役、ランドルフの最後の舞台ということで、これまたこの作品らしく爺さんとは思えない気概のある人物。元海軍少佐が芸人一座の団長をしている時点で充分凄いんだけど。それにしてもランドルフ役の人、声が出なくなる限界の芝居という感じが非常によく出てて上手い演技だった(ちとややこしい)。芝居をしていない時の普段の声もちゃんと覇気がないように感じられたし。最後の台詞は、あえて変えないほうが良かった気もするけど、まあ台本にない台詞、本当に心から出た言葉で観客に訴えかけて締めくくるというのも役者冥利に尽きるということなんだろう。