#11「HEAT」

 ひとつの「男たちの野望」が潰えるの巻。ブランドン&ハリー組とどう違うのかと言ったら、違いは何もないのかも知れない。復讐のためとも言えるカノンの野望は小さかったとのことだけど、ハリーもひたすら上を目指すってだけだし。頭(考えるほう)と体(動くほう)のバランスが逆だったというくらいで。しかし、ブランドンは今回の件で何かを失った模様。ブランドンなりに支えだったものが壊れたということか。それがハリーに対する信頼なのか、あるいはミレニオンに対する忠誠なのか、何を考えているかいまひとつ分からないだけに、判断に迷う。