#39「残酷な すごい 祭典」

 こんなの、私の目指してきたことじゃない、というそらの心境。泥を塗ったというより、レイラの否定だね。レイラを追い抜く気があったのか定かではないけれど、これまでそらの目標は一貫してレイラに追いつくことだった。それが、初めて目を逸らした。目指すものはさらに見えなくなった感じだけど、またどん底に落ちた感じだけど、実は落ちたのではないかも知れないという展開。そこからそらは何を見るのか。何をしてくれるのか。ますます面白くなってきた。