#9「カムパネルラの森」

 幼い頃のライオンさんが書いた将来の夢は、アスミの夢に通じるものがあり、鈴成先生へのメッセージでもあり。サブタイとか、生者への死者からのメッセージという意味ではやはり「銀河鉄道の夜」がモチーフになっているのだろうか。それぞれの理由でライオンさんに会いたいと願っていたアスミと鈴成先生の想いが結び付いて、あの秘密基地に導かれ、ライオンさんの手紙に到る。いいね。今回もいつも通り涙腺の緩む話だった。
 で、それはいいとして、少年の頃のライオンさんが出会った少女は誰なんだろう。年齢的に万理香のお母さんなのかと思ったけど、ラストのほうでは万理香本人のような感じだったし。万理香って幾つよ。それとも、あの少年はライオンさんじゃなかったのか。