#42「屈辱の すごい 共演」

 争わないと決めたそらにとっては屈辱の競演であったけれど、それ以上に観客を楽しませたいという気持ちがそらを活き活きとさせる。裏方も悪くないけど、やっぱりステージの上が楽しいとそら自身気づく。天使の技は、ふわっとした感覚や滞空時間の長さが心地良くてゾクゾク来たし(幻の大技より自然に感じられて)。ロゼッタが昼間から基礎作りはダメなの〜?と目をウルウルさせるところとか、みんながそらのために楽しいステージを見せるところとか単純に楽しいし。観客を楽しませるステージを作りたいという想いを改めて強くさせる場にもなっている。なんか見てるだけで楽しくなる物語って感じでいいなあ。