#144「宝仙鬼と最後のかけら」

 最後に笑うのは誰だって感じの展開だけど、その筆頭であるはずの奈落はここのところ影が薄いし。本筋を進めようとすると、途端に面白みに欠けるってのはいかんな。
 独立願望の強い神楽、奈落のパシリの白童子の、さらにそのパシリという悲しさ。どうせ考えていることが筒抜けなら、常に後ろに引っ付いて、ぶつぶつ呟いてればうざがられて自由になれるかも。