#79「リミットぶっちぎり!〜光と闇〜」

 終わってみれば、たいしたこと無かった、我愛羅。ナルトはナルトで根性のノリだけど、チャクラの源はかなり無尽蔵だし。どうも都合が良すぎて、決着は面白みに欠けた。
 今回興味を感じたのは、木ノ葉の下忍たちの親が登場したことなんだよね。世代を超えて、木ノ葉の里に受け継がれる意思。親子の見えない絆のようなものを感じられて良かった。前回、前々回で、我愛羅は親から憎しみしか受け取らなかった、ナルトは親がいない(でも代わりになる存在がいることを再確認)という話とつながるわけだけど、ちょっと弱いのが残念。次回、三代目の弔いと合わせて、もう少しフォローがあるのだろうか。
 にしても、木ノ葉の里の有事対策マニュアルには笑ってしまった。あまりに普通すぎ。攻めてくるほうもそれくらい想定してくるだろ。てか、想定してこいよ。