#20「クロコネシアの冒険」

 モンバの故郷にて。海に出たまま戻らないモンバの父ちゃんとか、船長とか話がワンピみたいだった。責任の重さに耐えかねて、誰かに任せてしまいたいと思うときはある。逃げたくなる時はある。そこから偉大な父親の姿と言葉につなげる。いつも逃げ腰でダメダメのモンバを見せられているので、つらい思い出があるから故郷に戻るのに複雑な想いがあるところや、試練を乗り越えなければならないモンバに熱いものを感じてしまう。ワンピのような、がしっと掴まされる熱さではないんだけど。この作品らしく、あくまでソフトに。
 なにげに今回見せ場を持って行ったエレナ。お姫さまと言われて、強く否定しないところがいい。おばさんじゃないわよ、お姉さんと呼びなさい。