#3「ズッコケ心霊学入門」
 お化けが本物なのか、インチキなのかの話かと思ったら、共働きによる両親の不在、おじいちゃんの死、転校等でウツ気味の子の話だった。真面目に考えればかなり深刻であるはずの問題を、ありうるものとしてのポルターガイスト現象と結び付けていた。ありえーん。壁に付いたオレンジジュースの染みのオチとか、それ違うだろ、だった。笑えもしないし、楽しめる話にもなってない。原作どおりなのかなあ。原作どおりなら選択ミス。この作品に期待するノリじゃない。



#4「ズッコケ夢のゴールデンクイズ」
 モーちゃん、クイズ番組に出る。モーちゃんにクイズの答えをそっと教えるというハチベエたちの暴走。暴走だけど、それぞれ得意分野を持ち寄って協力する姿が見られ、暴走を止める大人がちゃんといる。モーちゃんがクイズが苦手なのはあがり症だからというのも分かるし、本番ではみんなの応援する力が込められた帽子をかぶることで勇気付けられる。分かりやすいオチではあったけど、これだよ、この作品に求めるものは。今回や#2のような方向でもっと濃い話を見せて欲しいな。