犬夜叉最終回。1時間SPと知っていながら、タイマー延長するのを忘れて後半の30分を録画失敗。毎回欠かさず見ていたというのに、最後の最後でやっちまった。今日見てみたら、神楽がお色気しているところで終了。なんて終わり方だ。まあ予想どおりのラストだったみたいだから、中途半端なものを見せられるより逆に良かったかも。
 2000年の10月から4年間、自分は長いとは思わなかった。正直かったるいと思った時期もあったけど、なあなあの付き合い方を覚えてしまってからは物語がほとんど進展しなくても気にしなくなった。ほぼ毎週続く物語。まるで生活の一部のように見てた。思えば、犬夜叉を見始めるまで、アニメを定期的に見る習慣って自分にはなかった。深夜にやってるアニメを何気なく見るくらいで。それが何を思って録画してまで見る気になったのか。きっかけはたぶん「ラブひな」なんだと思うけど。ラブひなは当時、22時ぐらいからの放送で、そのくらいの時間に帰宅してテレビを付けるとアニメをやってる。へえ、こんな時間に珍しいなと思いながら何度か見ていたら結構ハマってしまって、アニメ面白いじゃんと思うようになった。それまではアニメを見ることに抵抗があったんだけど、ちょうどその頃「はじめの一歩」とかも始まって、普段アニメを見ない人も一歩は見てて、日常の会話の中で話題になることも少なくなかった。そんなこともあって自分の中でアニメに対する抵抗感が薄れていった時期だったんだと思う。犬夜叉以降、アニメを毎回見ることは自分の中で当たり前になった。そういう意味で、犬夜叉は転機だったんだな。犬夜叉のキーワードで巡回すると「あ、今日見るの忘れた、先週も見てない」って日記によく出くわす。最終回だから久しぶりに見てみたって人も多いようだし。たぶんそれが普通の接し方。
 最後のEDテーマはdreamの「My will」だったらしい。犬夜叉のテーマ曲の中で一番好きな曲。この曲のおかげで犬夜叉を好きになった面もあるし。余韻に浸りたかったなあ。それだけ心残り。