#1「少女が見た戦場」

 凄いな。目隠しされて(実際はされてないけど)連れて来られた場所は戦場だった、とは電波少年以上の強引さ、あくどさ。冒頭の雰囲気からすると、シリアスに向かっていく話だと思うのだけど、気のいいおやっさんがいたり、整備士たちに緊張感がなかったりと重苦しさの無さも同居していてまだノリが掴めない。
 上半身と下半身で操縦系統が異なり、親子?で操縦とか息が合ってないとまずかったり、意思に反して勝手に動くところとか、ロボットの旧式っぽい、初期型っぽい描写が面白い。主人公がロボットのパーツ内にいる状態でロボットが出撃してしまうところとか。どう見ても無傷じゃいられないと思うし、外に出てからもそれって死んでません?な状況で。でも、モデラーとしたら、死んでも本望な体験なんだろうなと思うと笑った。どこかほわわんとしたところもある主人公がどう冒頭につながるか。