(再) #11「話すメリー人形 恐怖の影」

  珍しくまっとうな怪談話。ただ遊びたかった人形の霊が五月の優しさに触れて、おとなしく還ってゆく。何だか、こういうの、弱いなあ。お化けに悪意はない、生きている側にも決して悪意はないというのがいい。おばけ日記で封印するよりこういう終わり方のほうが全然いいんだけどね、連続モノじゃたまにしかできない話か。