(再) #6「露を吸う群」

  蟲の時間を知ってしまった者は、人間としての果てしなく広がる膨大な時間に恐怖する。なるほどね。見方ひとつでそういう考えに行き着くこともできる。人間だって日々、新しい一日一日を生きているというのに、どうしてそんな当たり前のことを忘れがちになってしまうんだろう。一日の重みを感じさせられながら、エンディングに突入。深いよ。至福のひとときだな。