#7「竜は雲に」

  最後のユキの馬鹿笑いで砕けた。ひとりのときは雲七から漢神を取り出すことを躊躇しながら、アトルの前ではやたら強気。偉そうなこと言ってるけど、ユキに信念があるように感じられないから説得力がない。弱いなら、弱いままでもいいって。迷える四十男、限りなくリアルと言えばリアルなんだけど、こんなの誰が喜んで見るのやら…。まあこれでユキの身辺はひとまずひと段落ってことでいいのかな。