#39「メニューが多いラーメン屋はたいてい流行っていない」

  桂メイン。桂を怒らせると怖いとか、桂が銀魂的に(気持ち的に)まっとうな攘夷志士だというところを初めて見れたような。ここんところ、ずっと上り調子だったのが、ずいぶん落ち着いてまともに話を進めたというか。幾松のほんのり色気や、その幾松への気持ちに揺らぎを見せつつ、「信用しすぎじゃないのか」とあくまで一線を越えようとしない桂が良かった。桂もおっさんに違いないんだけど、それを感じさせないところに、逆に人生の厚みを感じてしまう。爆笑させるでもなく泣かすでもなく、こういう話を語れるのも銀魂か。