(再) #19「天辺の糸」

  垂れ下がっている糸を掴んだときに、ぴょんと空に舞い上がる動作や、体が軽くなって家の中で浮いてる様子が、可笑しみがあって良かった。この作品はこういう語り口が何とも言えずいいよなあ。人をつなぎ留めておくのも人の思い、というのもじんと来て、ホッとする、爽やかな後味のラストにも満足。ほんとにふわふわとした吹の声、見てる間はずっと広橋涼と思っていたけど、福井裕佳梨だったか。ああ、飛んでった…。