#3「死闘」

  ひと太刀でも深手を負えば瀕死になり、傷を追ったら深追いはしない。徹底してリアルに描写。超人的な戦いだけが死闘じゃないよというスタンスが潔くていい。スピード感もあってよかったけど、速すぎてぱっと見分かりづらかったところもあったな。細かい描写を入れるものだから余計に。
  チャグムがなかなか王子らしからぬ気骨さがあって、それがまたカワイく思えるというか。守られてばかりの存在ではないというのがバルサとの関係でも面白く見られるところ。ってホント普通の王子だったら、バルサは今頃生きてないよなあ。不思議な存在感のあるサヤとかも結構面白い。