#7「トンデモない飛んだ女」

  生きてる新佐が死んだ、って長屋じゅうで大騒ぎするところ、吉本新喜劇なノリが楽しい。お約束のドタバタをやりつつ、長屋の連中のチームワークの良さが伝わってくるのがいい。ここはお江戸の異人界。結局、芸能技能に秀でた奴らの集まりなんだし、てめえらの手を借りない手はねえ、って辺りをカラクリ大暴走で展開する気持ちの良さ。悪くない。で、月女飛でロケット? 女が月に飛ぶ「女月飛」のほうがまだそれっぽくない?というツッコミすら織り込み済みに思えてくる。なげっと。