＃13

  ああ、ほんとに前回で終わっていたら…。真相解明まで即興まかせとはね。ジャーナリスト塚地的にはすっきりでも、こんなんで冤罪の証明はできる？と謎解き部分はいまいち釈然としない終わり方だった。でもまあ、番組の試みとしては、相方でぐだぐだ気味に締めて却ってすっきりしたかなという感じ。きたろうは「即興の限界」と言っていたけど、実際はこんなものでしょ。ほんとはそれを望んでいたし、そういうのをより見たかった。前回までのゲスト回のどれもこれもがあまりにキレイに出来すぎた感があったから、ほんとに台本なしだったの？と思わなくもないけど、そこはあえて問わず。
  ゲスト（YOUだっけか）にもツッコまれていたけど、塚っちゃんは怒鳴り声がやかましかったのしか覚えてない。余裕の無い塚っちゃんを見る楽しさはあったけど、もう少し自由にやらせて、キャラクター塚地を見たかったかな。やっぱ功労者はきたろうだよな。それこそホラーな余韻さえ残した最後のオチまで、得体の知れない、のらりくらりのキャラぶりで、きたろうの存在自体がミステリーそのもので、話を大いに盛り上げてくれた。