(再) #34「瑪瑙色の時間」

  人生の達人か。キートンは世間的にはそれとは真逆のダメ人間に見えるけど、弱さをさらけ出しつつ、自分らしく好きなように生きているのがキートンの強みでもあり、そこが惹かれるところでもあり。両親が離婚した直後で精神的には不安定でありながら、そんな素振りを表には出さない少年キートンのいじらしい様子とか、(大人になった)今ほど知識を持ち合わせていなくても、その片鱗を思わせるサバイバーぶりとか可笑しかった。結局キートンの生き方は子供の頃から変わってないんだよな。そこがまたいい。OVA編になってから久しぶりにキートンらしい話だった。