マスターキートン

(再) #39「狩人の季節(後編)」

最終回にして「マスター」の称号の由来を知る。話のほうも、最強の敵を相手にしての一騎打ちと思わせて、そうはならずに締めるところがこの作品らしくていい。物語終盤、特にOVA版になってからはネタ切れ気味な感もあったけど、シリーズを通して、煙に巻く…

(再) #38「狩人の季節(前編)」

(再) #37「面接の日」

面接の日。そのサブタイと本編の展開からしてもう笑った。冒頭で百合子のしっかり者っぷりを畳み掛けているのも笑いを増幅させている。でもキートンのこのどうでもいいことに夢中になって、大事なことをうっかりという性格が逆に羨ましいよ。

(再) #36「Blue Friday」

ブルーマンデーならぬ憂鬱な金曜日。金曜の夜、独男たちは寂しく語り合い、飲み明かすのさ、なまたベッタベタな話だったけど、キートンとダニエルの仲の深さを感じられる、ちょっといい小話ではあったね。てか、ダニエルは最初にキートンを連れて行った時点…

(再) #35「五月の恋」

いい話すぐる。英国の空に鯉のぼりを掲げるってところから話を起こして綺麗にまとめすぎた感もあったけど、まあキートンメインじゃなく、熱血娘の百合子がサポート役の話であるからいいのか。置き引きのコソ泥を追っかけるシーンでは、背負い投げ一本なヤワ…

(再) #34「瑪瑙色の時間」

人生の達人か。キートンは世間的にはそれとは真逆のダメ人間に見えるけど、弱さをさらけ出しつつ、自分らしく好きなように生きているのがキートンの強みでもあり、そこが惹かれるところでもあり。両親が離婚した直後で精神的には不安定でありながら、そんな…

(再) #33「天使のような悪魔」

(再) #32「背中の裏街」

(再) #31「匂いの鍵」

三ヶ月間無職の者は強制収容所送り、とはさすが旧東独。独裁社会主義、最強と言いたいところだけど、日本も試しに導入してみますか、更生施設という名目で。映像で匂いを表現してみよう、な今回の話は面白かった。確かにいろんなものが匂い立ってきて、鼻炎…

(再) #30「瞳の中のハイランド」

生きる気力を失くしていた爺さんまでその気にさせてしまう、ハッスルさせてしまう。キートンは麻薬かよ、ってところはこの作品らしいと思ったけど、なんだろ、最近シリーズ前半の面白味がないな。さすがにこの地味さにも飽きてきたか…。

(再) #29「禁断の実」

(再) #28「アレクセイエフからの伝言」

(再) #27「赤い風」

(再) #26「家族」

(再) #25「砂漠のカーリマン」

熱砂地獄でサバイバル。砂漠でってのはジャングルで生き抜くより過酷なんだろうし、究極のサバイバル術であったか。そして、四人で生還したってことで、伝説のそのカーリマンすら越えてしまったキートンという図式。キートン、凄すぎ。キートン流サバイバル…

(再) #24「オプの生まれた日」

キートンが保険調査員となったいきさつを描いた話。考古学専門てことで、博識で推理力、想像力もあり、軍隊経験ありてことで腕も立つとなれば、最強のオプ誕生の瞬間だよな。キートンも文句を言いつつ、日々の糧稼ぎにはなってるのだろうし、気付けば共同経…

(再) #23「出口なし」

小銃のマメ知識な話。そのために用意された話みたいで、底なし沼のほうの設定がいまひとつ活かされていなかった気がしなくもないけど、ま、確かに全部誤った認識であったし。でも、いくら散弾銃は人の体を貫通しないと知らされても、その後ろに立つ勇気はな…

(再) #22「シャトー・ラジョンシュ1944」

命すら惜しまず、無心にワイン作りに人生を捧げるヴィクトールとリベロにプチ感動。子供時代のヴィクトールのカワイさにやられたというのもあるけど。彼らが作り出した1944年ものを親の敵のように見てたマルグリットが最後に態度をやわらげるというのにも泣…

(再) #21「アザミの紋章」

(再) #20「臆病者の島」

若本規夫がメインかと思ったら、滝口順平が喰ってた、みたいな。ちょっと過剰なまでのフォスター大佐のキャラ作りが逆にラストの気持ちよさを生んだ。キートンとのコンビプレー、それぞれが自分のできることをやっていれば、おのずと片が付くという自然体の…

(再) #19「空へ…」

親からの圧力に押し潰されそうになる子がその枷を断ち切る、というベタな話ではあったけど、今だからこそ、新たに問いかけられている気もした。親を殺そうと思ったが、そんな勇気はないから自ら死のうと思った。そういう心の動きは、今は簡単に親を殺す方向…

(再) #18「フェイカーの誤算」

当たり屋も命がけ。当たり屋のフェイクをキートンが看破する話のように思わせて…のオチに笑った。まあ、保険の調査員として乗り込んだのであれば、見過ごすわけにはいかなかったに違いないけど、プライベート絡みならばまあいいかって感じで、まるで成り行…

(再) #17「バラの館」

チャーリー再び。「おまえがいると、いつもロクなことにならない」。チャーリーとしては、キートンは疫病神か。苦手意識があると、余計に肩に力が入ってしまうというのはあるんだろうけど、今回は仕事上というより、恋路を邪魔されたくなくて必死のチャーリ…

(再) #16「永遠の楡の木」

親への憎しみが生きる力となった。あるある、親の言うことって容赦ないだけに、いちいち腹が立ったりするんだよな。まあ、それだけズケズケ言ってるくれる相手なんていないし。貴重だと思えばこそ。地味に泣けた。

(再) #15「長く暑い日」

軍事用に訓練された戦闘犬〜。暗視スコープが普及するまではベトナム戦争などで暗躍したっていつの時代の話だよ。こりゃ石鹸水で戦車空回り、に次ぐトンデモネタかも。まあ、ホントかウソかって辺りが楽しいわけで。キートンと戦闘犬との頭脳戦も楽しかった…

(再) #14「心の壁」

人形のネクタイをきつめに締めるところや、ブランコに乗る少女の背中を押す描写の妙な圧迫感と、次第に真相が明らかになるにつれて女ヨハンを思わせてぞくりとさせられつつ、最後の最後ですとんと落としていい話にしてしまう展開に思わず泣けたね。笑顔の下…

(再) #13「穏やかな死」

(再) #12「御婦人たちの事件」

いかにもいそうっていうか、英国あたりにゃ本当にそこら辺にいそうな推理好き老婦人だった。猫とか抱えて、とか。お茶目さが楽しい。本妻と愛人に同じ香水を送る男っているのか?とも思ったけど、まあプレゼントに無頓着は身を滅ぼしますよという教訓かね。…

(再) #11「特別なメニュー」

(再) #10「チャーリー」

なめしを巻いた弾で撃てるのか?とか、その推理は強引にも見えたけど、石鹸水で戦車を転がすをやった後だと、何でも許せてしまうかも。ただ、子供の頃はともかく、いまの歳であの行動は嫌味にしか取られないな。キートンのあの笑顔は、人を試す笑顔だと言い…