(再) #52「帰還 ライフ」

  最終回。前半はユーゴーに手厚い編集に泣いた。ユーゴーも実は生きていた…というのも期待したが、ユーゴーは帰らぬ人の側か。非情な結に涙。後半は何だか中途半端な回想だったというか、ほぼ前回の焼き直しみたいで、盛り上がらず。カツミが生きていたなら生きていたで、戦い終わって日常に帰って来たよ描写が涼とカツミの間であっても良かったと思うけど、そんな後日談を入れる余裕もないほど、最後はぱつんぱつんだったか。涼はずっとカツミを救うために戦ってきたのだし、ラスト、「もう自分自身に絶望したりしない」の台詞を言う涼の横にはカツミがいて欲しかったな。見ようによってはカツミもほんとは帰らなかった…ようにも見えてしまう。まあ、ユーゴーの墓の前ということを考えると、それがユーゴーに対する涼の優しさと素直に受け取ったほうがいいのだろうな。