(再) #19「バースト・ポイント」

  柿崎、散る。まさか、立て続けとは卑怯な。味方の誤爆っていうか、名誉の戦死とはとても言いがたい、不慮の自爆に巻き込まれる形での死だけに、前回のフォッカーより衝撃は大きい。これほど戦いの虚しさを感じさせる死はあっただろうかと思うほど。ミンメイの相変わらずのノーテンキさが、相次ぐ仲間の死に沈んでいる輝との距離感をいっそう効果的にしているのも面白かったし。あれ、こんなにドラマ性に富んだ物語だったか?