#6「ダブルダブル」「秋風ウソヒミツ」

  そうか、のらみみくんは「イメチェン」してたのか。それ知って、そこにまた涙ぐましい裏事情を感じ取って涙。てか、代キャラはまだしも、イメチェンって紹介先(子どもたち)からしたらどうなんだろ。いきなり見た目が変わってたら正直戸惑うよな。それとも着せ替え感覚か? 同じものを欲しがる子どもたちの性分とか、キャラがかぶることについてキャラ同士で揉めるとか、相変わらず風刺たっぷりめで楽しめた。しかもそこに悪意が介在しないから余計やっかいというか、笑えるのにどこか重くもあったり。
  後半のピノキオくんも、これまでのエピソードで一番泣けた。居候キャラたちにとっては、やっぱ子どもと一緒に同居というのが何物にも代えがたい喜びであり幸せなんだろうな。そのことによって起きるキャラたちの苦しみが胸を打つ。最後の更科さんとのらみみくんの会話もほんわかして良かった。居候先のなかなか決まらないのらみみくんが、すべての居候キャラの代弁者になっているのがいいな。ほんとに1話15分とは思えない濃さだな、毎回毎話。