#94「電車に乗るときは必ず両手を吊り革に」

  アバンはいつも勉強になるな。これなら、銀魂の毎回の変則構成に声優さんたちが手慣れているのも頷ける。え、そういうことじゃない? こういうの見せられると、カクカクしてようが色が付いてなかろうが見せ方次第で全然楽しいじゃんという気になってくる。それに素人目から見ると、線画の段階で声を当てるって二度手間とは言わずも、却って手間のかかることなんじゃないかって気もして、現場は最低限のクオリティに仕上げるために頑張ってくれているんだなと。いやほんと本末転倒だけど。
  マダオ、再出発しようとした矢先に、ずっこける。フライングでマダオから脱出した気になっているマダオの浮かれ気分とか、もうなんすかね、このリアル感。もちろん経験してなきゃ描けないわけでもないけど、マダオのキャラとか見てると、いつも作者はマダオそのものの人生を歩んできたおっさんか?って思ってしまう。結局オレはダメな奴なんだ描写の妄想悪魔キャラが、いじわるハイジというのも結構ウケた。