(再) #13「流星 - stellacadente -」

  アンジェの身に起きていることは、いずれエッタたちにも起き得ること。そういう悲しみと負の共有が何とも言えない雰囲気を醸し出す最終回。アンジェのそばにいてと、珍しく執拗にマルコーに食い下がるエッタも、マルコーの優しさも良くて泣けた。限りある命を与えられた彼女たちにとっての幸せとは何か、戦う義体として可能な幸せ、戦う義体でなければ可能であろう幸せ、いろんなことに思いを馳せてしまう最後だったな。初見時の印象は変な方向に強烈だったけど、今回初めて最後まで見て、やはりこの作品は自分にとって名作と呼ぶに相応しい。改めてそう思えたのが嬉しい。