GUNSLINGER GIRL

(再) #13「流星 - stellacadente -」

アンジェの身に起きていることは、いずれエッタたちにも起き得ること。そういう悲しみと負の共有が何とも言えない雰囲気を醸し出す最終回。アンジェのそばにいてと、珍しく執拗にマルコーに食い下がるエッタも、マルコーの優しさも良くて泣けた。限りある命…

(再) #12「共生 - simbiosi -」

マルコーがどんなに口添えしたところで、失敗したら後がない作戦で課長やジャンがアンジェの参加を認めたとは思えんのだがなあ…。認めたなら、本気でヤキが回ったとしか思えない。てか、担当官たちが出揃うと、ジョゼやヒルシャーら義体肩入れ派の意見が普…

(再) #11「恋慕 - febbre alta -」

1期屈指の傑作回だな。エレノラと一緒に料理に興じる前半では無邪気な一面を見せてくれ(ヘンリエッタも、ジョゼ以外の人間とここまで普通にコミュニケーションできるもんなんだなと初めて知った。それはエレノラが打ち解けやすい空気を作っていたからだと…

(再) #10「熱病 - amare -」

それまで陽気に女の子していたのに、部外者がいると知っていきなりよそよそしくなるトリエラに萌えた。どちらもつんけんなトリエラとクラエスが同部屋って、それ考えた奴、なんていけずっていうか(やっぱジャンか?)、ツンデレ好きにはたまらん組み合わせ…

(再) #9「彼岸花 - Lycoris radiata Herb -」

嫌いな相手には嫌いだからこそ逃げずに付き合う。似た言葉を吐くラウーロに重ねるまでもなく、トリエラは大人っすね。その気の強さ、その積極さが逆にかわいくてたまらん。そのトリエラによれば、以前はクラエスやヘンリエッタもエルザ並みに無愛想だったっ…

(再) #8「御伽噺 - Il Principe del regno della pasta -」

御伽噺作りに勤しんでいる公社の人間たち。そんな平和な時期もあったんだな。公社を立ち上げたばかりの手探り感が味わえるアンジェリカの話って明るさも混じっているだけに却って他の義体たちよりも重く感じてじんと来る。エッタやトリエラが感情抑制タイプ…

(再) #7「守護 - protezione -」

1期の義体たちはほんとに阿吽の呼吸だよな。今回はリコがメインながら、終盤のアクションシーンではヘンリエッタと絶妙なコンビプレー。あれ、このあいだ仲違いしていた二人が息の合った活劇を見せてくれているよ、と2期とのミックス具合が楽しい。フランカ…

(再) #6「報酬 - gelato -」

なんだ、フランカ、フランコって1期で既出だったのか。忘れてた…。初見時は共和国派のこととかさっぱりだったから、意味不明なつまんない回に思えたけど、物語の背景を少しは知ってあらためて見ると面白く見れた。2期が初めて役に立ったかも。任務前だとい…

(再) #5「約束 - promessa -」

(再) #4「人形 - bambola -」

「だったら、さっさと私の条件付けを強化したらどうですか」。トリエラがイライラしているのは生理痛なせい。生理痛に苦しむも「でもこれも生きている実感だから我慢する」。「その意気、その意気。私はそこもなくなっちゃったから、トリエラと変わってあげ…

(再) #3「少年 - ragazzo -」

リコたちにホテル従業員の格好をさせるのは、変装になってないだろ、どんなコスプレだよ。って初見時も同じツッコミしてるか、自分。ずっと病弱だったリコは、社会との接点があまりなかったところに義体として必要な情報だけ上書きされているから、少年とど…

(再) #2「天体観測 - orione -」

セイラー服系の格好はジョゼの趣味なのか。ジョゼが何故ヘンリエッタを生殺しにするのか。たとえ偽りでも束の間でも、幸せな時間を与えたいという優しさなんだろうけど、自分好みにしている感は否めないよな。それにしても、事務的な受け答えのヘンリエッタ…

(再) #1「兄妹 - fratello -」

新作に合わせ、途中で挫折したこっちも再視聴(の予定)。いま見ると、こじかなんかよりこちらのほうがよほど規制に引っかかりそうな内容というか、「条件付け」とか傷をさらにえぐるような挑発的な過激さに満ちている気がするんだけど、いまは不快感を覚え…

 #11「恋慕 febbre alta」

恋も命懸け。料理もろくにできないただのガキのくせして、恋には早熟って感じのヘンリエッタ。もちろん担当官に恋するのは条件付けによるのだけど、自らの状況を冷静に分かっている辺り、義体化されていない人間的な部分、本能的なものがそういう行動をせず…

 #10「熱病 amare」

死亡のエルザ。うむ、担当官はエルザを殺せても、エルザは担当官を殺せないだろうし、エルザを殺した後で自分も自殺したならそれとすぐ分かるだろうし。それとも、やれと命令されれば撃てるのか。義体たちに一番手っ取り早い救いを与えるとしたら、やっぱ死…

 #9「彼岸花 Lycoris radiata Herb」

孤独のエルザ。仲間だから仲良くしましょうって条件付けはしないのか。担当官を守りたい、担当官に気に入られたいという担当官一途の条件付けもそれで弊害を引き起こしているんじゃ、しゃーないな。 嫌いな奴でも積極的に付き合えば好きになれるかも知れない…

 #8「御伽噺 Il Principe del regno della pasta」

クラエスの置かれた立場と似ているアンジェリカ。でも、副作用は激しくても使い物にならない訳ではなさそうだし、冷たくされても全く相手にされてない訳でもないし。アンジェリカ本人が不幸せと思ってないならそれでいいのか。普通の女の子させてやりたいと…

 #7「守護 protezione」

フィレンツェ、いいなあ。塩野さんの作品に触発されて以来、イタリアには一度は行ってみたいと前々から思っているんだけど、ローマよりまずフィレンツェとかヴェネツィアに行ってみたい。街としての歴史、文化などいろいろ刺激される。街並みを見てるだけで…

 #6「報酬 gelato」

ヘンリエッタの話って、いまいち面白味に欠けるな。主要キャラの紹介が出揃った後で、余計にそう思う。ジョゼも今回はとくに。サブタイで全て終わってるし。

 #5「約束 promessa」

重いなあ。条件付けのことや義体の少女たちを道具としてどう扱うか、どう扱えるか、システムとしてまだ問題があることを描く、そんな回だったけど、クラエスは道具としても否定される。本当にただの実験体。普通の女の子らしさの残るトリエラの後で、クラエ…

 #4「人形 bambola」

少女をモノ扱いすることにためらう奴がジョゼ以外にもいやがった。大人側の苦悩はジョゼだけで充分だよ。 条件付けが弱いらしいトリエラはヘンリエッタやリコより普通の女の子に感じられて、冷めた物の見方とかまともな気がして、救われた気分になった。トリ…

 #3「少年 ragazzo」

何だかすごく久しぶりに見るような。おかげで、最初ヘンリエッタとリコの区別が付かなかった。 少女を殺し屋として使うメリットはそれはそれであると思うんだけど、ホテルの従業員のカッコをさせるって逆に不自然だよ。変だと思わせる前に殺せば済む話だけど…

 #2「天体観測 orione」

うわ、こっちは短〜。体感時間、「R.O.D」比、三割減て感じだな、こりゃ。こちらも落ち着いた語りで雰囲気はいいと思うし、そういうところは好きなんだけど。相変わらず素直に見れない。 ジョゼはヘンリエッタを普通の女の子として接しようとしているけど、…

 #1「兄妹 fratello」

社会が病んでいるからなのか、作り手が病んでいるのか、あるいは見る者が病んでいるのか、こういう作品が成立してしまうんだなあ。まあ、エロゲーなんかでは別に珍しくもないストーリーなんだろうし、同人レベルではそれこそ山のように似た話が作られている…