#18「恐怖塔」

  これまた大仕掛けな。この作品での二十面相は庶民とは関係ないところで暗躍する存在じゃないんか。旧式な機械装置で当時では考えられない実験をやってのける辺りや、空根探偵の「ややや」とか、いかにも二十面相の世界を再現してるような部分、春華が見せ場を作るのかと思いきや、いつもどおり守られる一方だったりは楽しかった。チコ目線で見てしまうともどかしい展開。