(再) #42「魔法をつかわない魔女」

  魔法に対して他の魔女とは違った捉え方をする魔女の存在。この作品はたまにこういう変化球を投げてくる。どかんの「魔女をやめた魔女」を思わせる趣きだっただけに、てっきり細田演出かと思ったけどシリーズとしてこういうのを挟むのが好きなのか。どれみのキャラが若干変則的なのは気になったけど、それを除けば、魔女界が抱える問題とそれに対する女王の考え、どれみたちに託しているもの、マジョハートとマジョランの関係など、よくまあ一話の中にこれだけ詰め込んだものだという感じ。一話でやるにはかなり無理したけど、いつもと違う雰囲気の不意のエピソードでも位置的にはそれほど無理はないんだよね。ぱくろみさんの幼女声が意外にかわいかったのも収穫。