#3「夕顔」

 匂い立つ色香とか、狂おしさとか、それらの形容をまさに体現している御息所。生き霊となって源氏の君の前に現れたときに声が変わったのには笑ったけど、ああでも確かに来宮さんと言えばそんなイメージで、古典的だけど判ってるなーとそれにも笑い。夕顔がいまいちだったせいもあり、実質2話続けて御息所が主役だったな。夕顔はいくら薄命な佳人とはいえ、どうしたんだろ、あれ。小清水亜美なら夕顔のはかなさにハマってもおかしくない気がしたけど、全然合ってなくて残念。