#3「RAIN」

イメージは「BLACK RAIN」。仲間とバカやっていればそれで良かったチンピラ(ハリーとブランドン)が次第に狂っていく端緒となる話を描いていた回。その引き金となったのが銃であると、作品の要でもある部分につなげているのはいいと思うけど、定型のフォーマットを流用して説明を端折っているのが難点というか新鮮さがないというか、もう少しじっくり描けば、感じ方も違うと思うのに。玩具メーカー元締め作品ほどではないけど、早いとこガンアクションに持ってかなあかんってところか。
手を抜く時はしらっと手を抜き、見せるポイントはしっかり見せる、その加減はまさに黒田脚本だなと感じる。何だかんだで好きなんだよな、このテイスト。