#2「アスミの夢」

 泣かせるなあ。自分の妻(アスミにとっては母親)を失う原因になったのだから反対するのかと思ったよ。考えてみればそうだよね、小学生の頃のアスミがロケットのパイロットになりたいと言ってる時も反対している素振りはなかったし。むしろ遠慮するアスミに怒る。いいお父さんだ。「ただでのれる」券も、分かっていても泣けた。
 いいな、この余韻にはどっぷりはまりそう。今期のNHK三連星の中では、一番好みの物語かな。地味に光り輝いている星。まさに、ともすると見過ごしてしまうほどに小さく、しかし力強く。