#8「FAMILY」

 裏社会に生きる者たちの宿命や弱さを描いた今回。ファミリーとして覚悟はしていてもいざとなったら、親心が出てしまうシドに、友人を自ら始末することを躊躇するベア。ブランドンも引き金は引いたけど、ためらいがなかったわけではない。その人間性の描写が静かに描かれるのがいい。余韻の創り出しかたがほんと上手いよなあ。いつも思うことだけど、憎いね、コノヤロって感じ。