テクモ

 三ノ刻「大償」まで終了。
 射影機を使った霊との戦闘はだいぶコツが分かってきた。ただ突っ込んでくるだけの霊なら、ノーダメージで倒せるようになった。ワープ系はまだ慌てる。狭い場所で複数の霊を相手にする時もちょっとうろたえる。
 怖さも慣れてきたと思ったのだけど、「楔」だけは別だった。楔はコワイ。死体や傷付いた者がごろごろ転がっている中に突っ立って、楔が高笑いしているムービーシーン、わざと音割れさせるんだよね。それが不快感を増幅させる。楔がいる広間を何度か往復しなければならないようになっていたり。嫌だな、通りたくないよ、勘弁してよという気にさせる。稲妻の音もリアルだし、大音量だし。ヘッドフォンだと直接脳に伝わってくるから逃れようがない。楔イベントの後、画面そのままでプレイを一旦中断して、しばらく攻略本に意識を向けていて、五分くらい経った後だったか、ふと画面を見たら、楔の顔が一瞬浮かび上がってきたのにはマジで驚いた。一瞬浮かび上がってはすぐ消える、が繰り返されるわけ。要は作り手の遊び心だったわけだけど、シャレになってなかった。冗談抜きで心臓を鷲掴みにされた気分だった。このゲームやってると、自分がいかに小心者か思い知らされるよ。
 今回の澪&繭。三ノ刻に入ってすぐ懐中電灯が切れて、澪がすごく不安げな表情をする。それはすごくカワイイかったのだけど、でも澪、頼りない懐中電灯の灯りひとつで、何か出そう、いや絶対何か出る建物や部屋に突入していたキミの肝っ玉のでかさのほうに驚かされるよ。そして三ノ刻の終わり近くで姉妹、再会。そうそう、二人は一緒でなきゃ。また離れ離れになるのは確実とはいえ、心はいつまでも一緒。そういや、保志総一朗キャラも登場した。まだ顔見せ程度だけど。