今日はプチ夏休みってことで、朝からずっとまたりとしながら、久しぶりにじっくりとネット巡回なんぞしてみたりして、はまったのはこれ。

電車男
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html

 すいません、今更かも知れないけど、今更自分は知りました。いや面白かった。行くとしてもアニメ関連を時たま冷やかす程度で、2ちゃんねるにほとんど足を運ばない自分が、長々と2chの記事を読んだ。読み終わった時にはどっと疲れたけど。二度と立ち上がれないほど撃沈されたって感じだけど、でも楽しかった。
 電車さんのカキコの真偽は自分も思ったけどね、でもこのスレの面白さは、電車さんが提供する「物語」を、みんながリアルタイムで楽しんでいたことにあると思うし。ほんと電車さんのカキコに対するみんなの反応が面白くて、抜群の反応が瞬時に、しかも連鎖的に返ってくるもんだから、何度も爆笑させられた。俗に言う「祭り」? でも、ただ騒ぐだけの祭りじゃなくて。自分、保守的で古臭い思考の持ち主だから、顔文字とかAAとか頻繁に使われるとあんまりいいイメージを持てないんだけど、このスレで使われてると、何故か温かみを感じてしまう。みんなが本当に楽しんでるなーってのがよく分かった。
 ある物語にはまる、のめり込むって、その物語の世界を、その物語の登場人物たちを身近に感じるられる、ってことでしょ。つまり、臨場感がハンパじゃないってこと。その意味では、電車男の報告をリアルタイムで読むというのも臨場感はハンパじゃない。読み手が興奮したくなるのも分からないではない。こんなスレだったら、自分もリアルタイムで参加したかったと思った。
 そういや、最近自分が見た韓国映画猟奇的な彼女」も、ある大学生が自分の恋話をネット上に公開していたら、それが話題になって、で映画化されて大ヒットというパターンだった。遅まきながら日本でもこの流れに乗って、電車男の話もいずれ映画化される、なんてこともあるんでしょうか。え? 盛り上がってるのはオタクの一部だけ? ああ、さいですか。