小さな窓からこんにちは

 C習得強化の日々、スタート。例によって「Hello, World」の出力から始めたりして、ここ長いあいだ、自宅で参考書を広げて机に向かうこともなかっただけに、今の会社に入りたての頃を思い出して新鮮で感慨深かったり。家に資料とか持ち帰っても読まないし、残った作業を家でやろうとか思っても結局やらなかったりがほとんどなんだけど、人間、本気で必要に迫られるとこんなもんすかね。てか、今の背もたれが長時間机に向かうには不向きなことに今ごろ気が付いた。テレビを見るのも、パソコンに向かうのも、ほぼ寝そべり状態だから。

 ところで、話は変わり。イチロー、この2試合で11打数9安打。年間最多安打の記録達成は無理かなと思った矢先のこの固め打ちだからね。ほんとにイチローの凄さは凄すぎて当たり前になってしまってる感があるけど、やっぱり凄いものは凄いというしかない。数々の新記録を作ってきて、記録達成は単なる通過点というコメントの多いイチローが、最多安打の自己ベスト更新には「自分のベストを超えていくことは可能性があるならしたい事だし、しなくてはいけない事だと思っている」と言う。イチローにはイチローなりの目標があることを窺わせる(それをあっさり塗り替えるところがまたイチローの凄いところでもあるけど)。この前ドキュメンタリーで、立花・武田ペアを育て、今季限りで指導者からの引退を表明した女子シンクロの井村コーチの特集をしていて、その井村コーチの持論「限界は作るものじゃない。超えていくものだ」にも通じるものがある。スポーツ選手には、超えていかなければならない記録や数字といった明確な目標がある。それはシビアでもあるけど、羨ましくもある。自分も目標を持てばいいというのは分かってはいるんだけどね、流れ流される日々なことよ。