first season #11「ピンポンでブラボー!」

 温泉卓球。ただ湯気を見せられるのは退屈だけど、言葉が加わるとエロ度が増す。想像に任せる「人間ボディブラシ」は、なかなか笑った。うろたえる桐絵がまたカワイイし。映像がないと、いかに自分がエロかということに気付かされる。この感覚は楽しかったね。懲りずに桐絵を弄ぶ福山兄、コヨミを怯えさせるのも福山兄で、そういう意味でも言葉攻め、行動攻めの福山兄が毎回頑張っていたんだよな、と。ここ最近の話は、福山兄絡みのドロドロエロと、桐絵たちの爽やかエロのブレンドがうまい具合だった。
 で、これからってところで、終わり。すっかり影の薄くなってしまったミハルと雪成ふたりの話はそれだけにその後が気になるところなんだけど。いや、マジで。キャラの相関関係はいいものを持っている物語だと思うから、アホを続ける中でいい話も見れたんじゃないかという期待もあった。ただ今後、次期シリーズがあるとしてもフジでの続投は限りなくゼロに近そうだし、局が変わるとしてもたぶん独立U局系だろうし。後日談を見る機会はもうあり得なそう。怒りを覚えるとしたら、規制よりもひと区切り付けないことかな。打ち切りですらないつなぎの放送。比べるものじゃないかも知れないけど、テレビアニメ版「Kanon」がいい話だったという記憶があるのは、なんだかんだで区切りを付けてくれたからだよね。寂しい変わりようだ。