#208「フォクシー海賊団とデービーバック」

 あの竹馬に乗るには相当人の手を借りたと思うので、じいさんの行方を誰かしら知っていてもおかしくないと思ったけど、竹の存在すら忘れられたのか。馬もじいさんの匂いが時折吹き下ろしてくる気がした、だからそこを離れたくなかったというところかな。ええ、じいさんを乗せて走ってる馬があまりに喜ばしげだったので、イヤーな予感がしたけど、網でホッとした。