#7

  底辺で生きつつ、自由と幸せの中に生きた者。社会のトップで将来も約束された者の不幸せ。安易な比較だなと思った。ただ、名前など誰も知らなくても、周りにいる者まで幸せにし、ようやく幸せに生きられる場を手に入れた。それすら理不尽に奪われる。そんな女の人生に、どういう生き方が幸せなんだろうと感じられるその一点に涙。今回に限れば、黒田や留美の小芝居は邪魔なだけ。