#2「赤ひげの歳月」

  二十年経てば、変わっていたとしてもなんら不思議ではない。それくらい二十年という歳月は長い。その間、変わらずにいるというのは本当に凄いことだね。それにただただ感動。なんというか、自分も甘いのかも知れんけど、人のそういう心を信じたいし、人あっての人生なんだという思いを強くする。長いときを経て、変わることなく交差する人と人。「新・人間交差点」の意味が分かった。今回は主人公由次の気持ちは理解できたけど、今度は孫のマリエが分からない。由次の性根を暴いてやるとかなんでそーなるん? 由次の何を見てきたんだ。