#8「サルたちのシモキタザワ」

  人間になることを拒否し続けたサル。売れ始めて浮き足立ってた少し前までのサンデーズと、サンデーズを誰よりも愛し、誰よりもサンデーズであることを願った八神をオーバーラップさせる芝居と役に涙。部分部分を見ているに過ぎないのに、なんか新作の劇が本当に良さげに見えてしまうというか、思わず最初から最後まで見てえって思ってしまうし。相変わらず上手い。文字通り八神が体を張ってサンデーズを守ったという格好。ただいま、おかえりを言葉で言うより、自分の大好きなサンデーズの劇に、自分がいる。これほど幸せなことはない。誰かひとり欠けても(私の好きな)サンデーズじゃない。ゆいかの言葉が今さら心に沁みてくる。で、次回はもう最終回か。淋しくなる。