#28「いい事は連続して起こらないくせに悪い事は連続して起こるもんだ」

  前回の話を受けて、幕府の黒幕に手痛いしっぺ返しを食らうのかと思いきや、黒幕そっちのけで、長官とさっちゃんがひたすら暴走する展開に爆笑だった。前回は銀さんの男っぷりを見れて、今回はこれぞ銀魂な話。サブタイとは裏腹に、良好回の連続。いいなあ、怖い位充実してる。パロディなんて要らないくらいだよ。逆にパロを連発するとこの作品独特の濃さが薄れてしまうというか、もったいない。銀魂は、そんな古い話、誰も覚えてねえよ、と突っ込めるくらいが丁度いい。まあ、お妙さんが一歩になってたシーンは結構ウケた。あと、お登勢さんの睨みはやっぱ最恐だったとか、銀さんが「オレの鼻くそか」とボケてるところとか。そうやって笑わせつつ、最後は何だかだでみんなギリギリのところで生きてんのよってしんみりさせる締め方も好きだな。エンディングへの入り方もグッドだった。つまるところ、占いなんて当たらんものだと。