#47「種崎浜の悲劇」

  どうも確かに一豊のしたこととも思えなくて、作り事かと思って、ウィキペとかググてみたら史実らしいね、今回の話は。この一豊らしくない気の変わりよう、焦りは、老いた、ということに尽きるのかな。その意味で、酒の量が増えて、酒に逃げ込むことが多くなった描写は上手いと思った。何も考えず槍を振り回してるほうが性に合う、本当に戦国時代の武将の人なんだよな。千代に感化され、千代のためにも平和な世を願いつつ(この辺はフィクションだろうけど)、晩年は決して幸せではなかったのでないかという気がした。