#9「面と怨」

  女の線が出てきて、好みの体つきになってきた娘に、若衆好きな父は何を見る。近親、少年嗜好、どう転んでも救いようがないな。宰蔵に妖夷の肉を食わせた小笠原といい、どいつもこいつも病んでるよ。小笠原は、宰の字の意味を宰蔵にわざわざ告げたのも何か意図してということなのか。ユキの意見に賛同するアビ、どうやら小笠原寄りらしい元閥とか、奇士の中の立場が見え始めてきたのは面白い。