(再) #1「アリヌマ」

  #1は未見だったので視聴。何と交換できるか、自分自身に選択権があったってところがミソなんかな。いじめられていたその子にとって何が要らないものだったか想像に難くない。本当にそれが交換の対象となるとは特に意識せず、軽い気持ちで当然のように思ったに違いない。でも、その事の重大さに後から気付いて、恐れおののく。自分で選んだことだから、その罪の意識は一生消えることの無い重荷となる。もし要らないものと意識して願ったのであれば、尚更重くなる。恐怖の侵食具合や、人間にとって一番怖いことは何かってところで、この作品らしい話を初回に持ってきたなと。沙羅も、もうひとりの人格とまだ一人で喋っていて、初回から見ていれば、ノジルがどういう存在か明らかだった。その辺、知らなかったので、ノジルも幽霊の類かと思ってたんだよな。