「超」怖い話

(再) #12「オワリノハジマリ」

終わり。前回同様、とーちゃんこと菅井俊の、そこまでやらんでもと言いたくなるような迫真の演技は見応えある最終回だったけど、非常にいい緊張感を保ち続けていた演出に、稚拙な面もちらほら見受けられて、作品タイトル的にはどうかなっていう締めになって…

(再) #11「カイブツノユメ」

とーちゃん、というか菅田俊の独壇場。淡々とした演技が真に迫っていて、却ってゾクリとさせられる。喚く沙羅との会話にすらなっていない会話も怖さを増幅。「父さん、小学六年生の頃から考えていたんだ」とか思わず笑ってしまいたくなる言動も、既にいっち…

(再) #10「アワセカガミ/ソノニ」

とーちゃんの秘密。んなもの、知りたくないってところですが。またまたシゲオ少年役の子の表情がピカいち。いい表情するよな。沙羅役の野村恵理も決して上手い演技じゃないけど、それがいい雰囲気を醸し出している。マメ山田も一番頑張っていた回かな。「あ…

(再) #9「アワセカガミ/ソノイチ」

(再) #7「ヒツギモグリ」

あの喪服女性の話から、沙羅が誘惑に負けたと解釈すれば、沙羅が棺の蓋を開けたことで、あの世とこの世の狭間をさ迷っていたかーちゃんの死が決定的となった、ってことなのか。沙羅が殺したわけじゃないし。沙羅自身があちら側に引きずりこまれなかったのは…

(再) #6「クビダンゴ/ソノニ」

とーちゃんのかーちゃん、怖〜。包丁で「あの掛軸の首のようにしてやるから」以上に、裁縫針入りご飯のほうが怖かった。混じり気なしの憎しみだったな。そこでまたシゲオ少年役の子がいいリアクションするんだよ。シゲオ少年が刀を持ち出し、首切りかと思っ…

(再) #5「クビダンゴ/ソノイチ」

シゲオ少年記、来ました。家族としてはてんでばらばら、既に崩壊しきっている沙羅たち一家だけど、沙羅と父ちゃんの間はまだまともそうに見える。そう見せておいて、綻びの根源、この物語世界の必然が語り始められるというのがいいね。シゲオが初めて体験し…

(再) #4「タロジ」

いてー。あれは何度見てもやっぱ超痛い。余りに痛さを実感できる描写に、思わず力が抜ける。生半可なCGより迫力あるよ。 改めて見てみると、怨みを買った女役の人が下手っぴだったり、怨みの元となった原因、「両親が危篤」と言ってるように聞こえたけど、…

(再) #3「アオコゾウ」

アオコゾウは、嘘を見抜くというより、嘘をさらけ出す役割だったってことか。初見のときはもうひとりの友達のほうが懲らしめられているように見えて、ピンと来なかったけど、確かにゾッとする怖さ。その辺を最初から見抜いていて本音を引き出す沙羅のとーち…

(再) #2「クロイスジ」

怪異に、恐怖ではなく、贖罪の気持ちを感じる。怯えより、涙を流す。やっぱこの回の話は秀逸だな。怪異譚にじわっと泣けるという情感はなかなか味わえない。説明を排除した描写もいい。

(再) #1「アリヌマ」

#1は未見だったので視聴。何と交換できるか、自分自身に選択権があったってところがミソなんかな。いじめられていたその子にとって何が要らないものだったか想像に難くない。本当にそれが交換の対象となるとは特に意識せず、軽い気持ちで当然のように思っ…